Disturbingなコンテンツ

閲覧注意。心がかき乱されるような内容です。

Faces of Death 『ジャンク 死と惨劇』

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※導入部長いです

死…それは命あるものの終着点。生き物であればどんな種族であろうと避けられぬ概念であり、多くの人が忌み嫌う。

生き物が死を迎える瞬間は見ていて辛いものであり、また死後の姿についても言うまでもない。

そうしたことから現代では特に表現規制がかけられており、我々が死に関する写真・映像を目にする機会は減少していると言われている。こうした状況は特に心臓の弱い方に優しい世の中に向かっているものであり、その恩恵を受ける人は決して少なくないだろう。

しかし、この動きが必ずしも全面的に支持されているわけではない。死について知り、考える機会が失われることは人生を豊かにするにあたって良い影響を与えない可能性もある。例えば、死をより身近に感じることで日々をより大切に生きようという意識になるし、そうでなければ日々を漫然と過ごす意識にもなってしまう。

では死について知り、考えるにはどうすればよいか。世の中には◯体の写真を見漁ることが好きな変わり者もいるが、そこを目指せと言いたいのではなく、あくまで教養として死を知り考えることが大事だと私は考えている。そして、まさにその目的のための映画が存在している。

それが、このFaces of Death (ジャンク 死と惨劇)。もちろん心臓が強い方向けなのだが、映像で見るのとそうでないのとは雲泥の差があると思うので、ここでは文章だけで心臓の弱い方にも向けた紹介をしていこうと思う。興味が湧いたら本編視聴も検討してみよう。それなりの覚悟をした上で。

以下閲覧注意!

 

 

 

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本編の映像全てを言語化すると長くなりすぎるので、個人的にすごいと思った部分を抜き出して語ろうと思う。

…って、え!?始まりからいきなり心臓が映るのか!ドクンドクンと激しく動いている。こんな動き方するんだ…鼓動というよりは荒ぶっている感じか?

しばし画面を眺めていたら司法解剖のような映像に。肋骨とか、小腸とか…頭蓋骨に脳みそまで!攻めてきているなぁ。

犬同士が戦っているシーン。人間が囲いの中に入れて、戦わせている。本気の戦いだ…お互いの首を噛みに行っている。やがて勝負はつき、動かなくなる片方の犬。しかしなんでこんなことをするんだ…?何の目的で戦わせると言うんだ。

に、鶏の首が!斧で!首を失ってもしばらく暴れ回り跳び回る鶏。たしか何かの都市伝説(?)で首を失っても長いこと普通に生きていた鶏がいた話を聞いたが…さすがにそうはいかないか。いやはや、首を刎ねることは知っていたがいざその光景を目にするとショックだ。

凄まじい映像を潜り抜けたと思ったらまた凄まじい映像だ。これは屠殺場!牛や羊がお肉になるまでが見えてしまう。…私はこのシーンを見た時はずっと「あぁ!あぁぁ!」と、まさに開いた口が塞がらない状態であった。まぁ、こういう現実を知っておくことは大事だと思うが、それにしたってせめて牛たちを気絶させてからやってあげてほしい気もするが!?

そしてさらに衝撃的な映像。ちなみに鶏からここまで3連続の映像であるためとてもきつい。休憩させてくれ…。とあるレストランでは変わった料理が提供されている。あれ、閲覧注意って上で警告したよね?いいんだよね?じゃあ続けます。その料理とは、小猿の脳みそである。客の前に生きた小猿を連れてきて、拘束し、客と一緒に小さいハンマーで頭を叩きまくって殺害。それからナイフとスプーンを使って脳みそを取り出し提供。……ハァ(ため息)。

とりあえず前半の動物中心パートの中で特に衝撃的だった映像を紹介した。後半は人間中心パートである。正直人間パートは動物パートよりは大丈夫であった。勿論すごい映像も中にはあるのだが、大したことのない映像が結構多くて安心して見られた。

衝撃的…というほどでもないが、恐らく中々見られない映像、それが電気椅子である。基本想像通りの絵面であるが、変わった点は目元にガーゼを貼って執行することだ(目玉が飛び出ないように?)。そして執行中口から泡を吹いたと思ったら目から血が…なんで?電気ショックで流血するなんて不思議である。

続いて斬首刑の映像。思ったほどひどくはなかった。1発でスパッと綺麗に斬ることができたため、痛々しさは意外とない。

しばらく飛んで、終盤。中盤はだれる、とレビューにも書いてあったが本当にそんな感じであった。ここからはひどい映像が続く、ラストスパートである。

ラストスパート1本目、列車事故後の映像。かなり規模の大きい事故で、一体何両、何人が犠牲になったのだろう。列車の隙間から人体が見えて…これはひどい。言葉を失った。

2本目、自動車事故現場。車の激突は破壊力が凄まじく、肉片が飛び散っているのがきつい。現場の近くには寄りたくないが、そこで仕事をしている警察などの方々を尊敬する。

3本目、きついのはラスト。飛行機事故現場。墜落の衝撃で遺体が近くの住宅に吹っ飛んでいる。住人はさぞトラウマになったことだろう。肉の塊も落ちており、当初「何だこれ?」となった。それが人の肉であったと分かったのは、近くに手首が落ちていたからである…

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以上、厳選した衝撃シーン集であった。f:id:JLD:20240228060504j:imageちょくちょく紹介しているこのDisturbing movie iceberg(簡単に言うとDisturbingな映画をレベル分けした表)では、この映画のレベルは8段階中6とかなり高い。見るには相当の勇気と心臓の強さが必要だろうし、死については他に学べる機会もあると思うので体調を崩してでも見ようとしなくていいと私は考える。

どうか、ご自身の健康を最優先に。それでは。