世の中にはタブーとされている行為がいくつもある。例えば食人や子どもに対する暴行・殺害などが挙げられる。
しかし、これらの行為を繰り返した輩が歴史上存在する。この男、アルバート・フィッシュはアメリカ史上最悪の殺人鬼であるとも言われている。何から何までおかしい人間なので本記事で紹介させていただこう。
閲覧注意!!
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アメリカ・ワシントンD.C. で生まれたこの男は幼い頃から普通ではない環境で育った。もともと彼の家系では精神疾患を患っている人間が多く、彼の家族も何かしら心の病に悩まされていた。
ある日彼の父親(アルバートが生まれた時点で75歳であった!)が亡くなり、当時5歳であったアルバートは孤児院へ預けられることになる。
父親の年齢が高ければ高いほど子どもや孫が発達障害や精神疾患になりやすいということが言われているので※、恐らく彼自身もそうであった可能性がある。
(※Hultmanらによる論文『Advancing paternal age and risk of autism: new evidence from a population-based study and a meta-analysis of epidemiological studies』)
孤児院では指導者は教鞭を用いており、悪いことをした子は叩かれていたのだが…なんと彼はこの鞭打ちを楽しみにしているという変態であったのだ。子どもの頃から。彼の異常さの片鱗はここで既に表れていたのだ。
結婚して子どもが生まれてからは変態に磨きがかかる。自身の子に釘が刺さった板を渡し、それで叩いてくれと頼んでいたそうだ。これはレベルが高い。常人なら自分の子どもに頼めるわけがない、恥ずかしすぎて。普段どんな顔をして子どもと接していたのだろう。
妻と離婚後(子どもも離れていったのだろう)、自分を叩いてくれる人が見つからないときはどうにかして自分で自分を痛めつけないといけない。そこで彼は針を色々なところに刺すことにした。主に股間周辺。
世界中の過激な映像を集めて作ったいわゆるミックステープというジャンルの映像作品にもこういった行為の数々は記録されていたりする。私はこの男について調べるまでは自分で股間に針を刺したりしている出演者たちは金のためにやっているだとか、脅されてやっているものだと勝手に思っていたのだが…恐らく本当に好きでやっている人間もいるんだなぁと思った。
脱線するが私はこうした変態が大嫌いである。人の趣味にとやかく言うものでもないし、この人たちは別に自分の体でやっているのだから他人に迷惑をかけているわけでもない。つまり趣味を楽しんでいる人間としては無害であって、他人に趣味を強要する輩よりも断然立派なのである。しかしそれでも私は好きになれない…例えるならば不快害虫のような感じだ。
本題に戻ろう。彼は放浪をしていた時に殺人も犯している。ターゲットは子どもも多く含まれているが、正確な犠牲者数は不明である。彼は遺体を食べることさえした。排泄物を含めて。つまり彼は食人家でありながら糞尿愛好家でもあるということか…
そして性格も悪い。ニューヨークのとある家族を訪ねたときに少女を空き家へ連れ出して殺害、調理して食した後にその家族宛にそのときのレポートを手紙にして出している。なんなんだこいつは…
ちなみにこの男は電気椅子で処刑されている。当然だろう。
また、これは調べている最中偶然知ったのだがアルバート・フィッシュはFateなどのゲームにも登場しているらしい。そのゲームには詳しくないのでよく分からないが…こいつをゲームに出していいものなのか…?
我々はなるべくタブーに触れないように生きていきたいものだ。